「怒り」を抑える方法

本の紹介

今回は怒りを抑える方法を、記事にしていこうと思います。

僕の実例から書くと、

トラックの運転手を本業でしているのですが毎朝、前日に回収した空のカートを片付ける作業があるんです。

その片付けをしたあとで荷物の積み込みが始まります。

それがとても面倒で、空カートがトラックにパンパンのときには何往復もしなくてはいけないのです。

それと、ひとつルールがあって早く片付け終わった人から隣で作業している人の片付けを手伝うというルールがあります。

その日は隣で片付けをしているのは私の上司、もちろん他の誰だとしても手伝いますがなんと全部私に片付けさせて彼は荷物の積み込みを始めたのです。

怒りが湧いてきた私は、今まで読んできた本や動画の通りに怒りを抑える方法を実践します。

「落ち着け、落ち着けよ自分、6秒待つんだ。」

まったく収まりません。笑

他にも「どんな方法で怒りを抑えるんだっけ?」と考えたのですが、思い出せないのです。

私個人の経験ですが怒っているとき、本や動画で学んだ内容は飛んでしまって思い出せなくなってしまうことがしばしばあります。

ですが、なんとか自分に言い聞かせ怒るのはイケないこと、ダメなこと、怒ってはならないと。

理由も、忘れたけどとにかく怒ってはならない。

自分に言い聞かせました。

少しだけ落ち着いたのでその場をなんとか凌ぎ、いざトラックに乗り込み1人になったとき思ったんです。

「勉強した怒りを抑える方法が思い出せなかった、考えて対策せねば!」

「だけどその場から離れて時間を少し置いて、さっきの怒りはなんとか収まった、だけどどういう怒りだったのか落ち着いて考えてみよう。」

そう思いました。

まとめると

1.片付けるという仕事を丸投げされた。(舐められてる、プライドを傷つけられたが、何も言い返せない「怒り」)

2.自分の荷積みが遅れて納品が遅くなってしまう。「焦り

3.他の人たちはもう積み込みを始めて先に出発してしまうかもしれない。という漠然とした「不安

そこで簡単な方法を思いつきました。

怒ってしまってどうにも考えられないときにでも、この方法なら簡単だと。

まず、今の怒りの種類を分類します。

怒り」「焦り」「不安

このネガティブな3つの感情を、10段階で評価していきます。

例えば、

私の場合遅れるのがとても嫌なので「焦り」は10段階のうちの6だな。

内気な性格で必要のない場面でも不安になりやすいので今回「不安」は4だな。

あれ、そうすると上司への「怒り」の気持ちってそんなないじゃん!3ぐらいかな?

「なんだ、俺あんまり怒ってないじゃん。」

と、冷静な気持ちになり完全に怒りを抑えることに成功しました。

調べてみるとこれは脱フュージョンというそうで、感情の評価をすることで脳が自分の外側で事が起きているような勘違いをして、ストレスホルモンを抑える作用が起こるそうです。

この10段階評価の方法を続けていると、段々と何で怒りを覚えてしまうのか自分のことを理解できるようになってきます。

私の場合、不安や焦りがイライラを加速させてしまう傾向があります。

そういう自分の傾向を知っておくことで前々から対策を考えられたり、自分を深く知るきっかけにもなります。

自分を理解することで自分に対して寛容になり、弱さを受け入れることができるようになります。

そうすることで自然と強くなり、怒ることが必ず減っていくこと間違いなしです!

いい方向にしか転ばないような脳の騙し方、対策方法だと思いますので、あなたもぜひ試してみてくださいね。

では👋

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